山河在 土田翔・佐藤健太郎・安田萌音 3 人展

山河在 土田翔・佐藤健太郎・安田萌音 3 人展

 山河在 土田翔・佐藤健太郎・安田萌音 3 人展

展覧会概要

アーティストグループ「ビッグ・ネイチャー・ペインティングス」ー佐藤健太郎、土田翔、安田萌音―3名による展覧会を開催いたします。

互いの視点を擦り合わせながら、「自然を描く」ことの意味を問い直し、展覧会を通じて表現の可能性を模索した展示をご覧いただきます。

 

「山河在」は、杜甫の詩「春望」の一節「國破山河在」から引用しています。「春望」は、戦乱による不条理を憂いながら、山河、草木、花、鳥といった風景を通して、人間の感情や時代の揺らぎを描いた詩です。

本展では、山河を単なる自然風景ではなく、都市や文明と地続きにあるものとして捉え直します。大地の隆起や水の循環と同様に、都市や文明もまた生成と消失を繰り返していると考えるならば、文明も山河のなかに在ると言えるかもしれません。

佐藤健太郎、土田翔、安田萌音の 3 名は、自然の循環や身体感覚、素材に生じる変化を手がかりに、それぞれ異なる視点と方法から「山河」を捉えます。古典の詩と現代の作品が重なり合う中で、「山河」を現代に読み直す展覧会です。

 

ギャラリートークのお知らせ

◎2026年10月3日(土)14:00〜

参加者:佐藤健太郎(さとうけんたろう)/土田翔(つちだしょう)/安田萌音(やすだもえと)

 

Instagram(@unpel_gallery)でライブ配信予定です。

 

作家

佐藤 健太郎(さとう けんたろう)

佐藤 健太郎(さとう けんたろう)

これまで私は、「自然」を主題に、とりわけ水や風の働きに着目して制作してきました。自然は多大な恩恵をもたらす一方で、抗いがたい脅威を内包する存在でもあります。そうした相反する性質は単なる二面性にとどまらず、近年ではより複雑で多層的なものとして感じています。自身の体感を起点に、「自然とは—」という問いに向き合いながら、画面に現れる素材や現象と対話しつつ、その力を取り込み制作しています。

【略歴】

2015年  多摩美術大学 美術学部 絵画学科 日本画専攻 卒業

2017年 多摩美術大学 大学院 美術研究科 日本画領域

博士前期課程 修了

【主な展覧会経歴】 

2023年 「東京現代」パシフィコ横浜 / 神奈川 (’24, ’25)

2024 年 「佐藤健太郎 個展『万物流転』アートフェア東京」 

ア・ライトハウス・カナタ / 東京国際フォーラム

2025年 「FRIEZE SEOUL」ソウル / 韓国

2026年 「Basel Hong Kong」/香港

宮城県出身
土田 翔(つちだ しょう)

土田 翔(つちだ しょう)

私は自然と一体になりたいという欲求があります。そのため、大いなる自然の在り様をダイレクトに写し取る手法を用いて対象と向き合っています。絵を描くことは、私たちが自然と向き合うことに似ています。支持体を現場に持ち込み、対象と限りなく近づくために自然に身を刻みます。川や山、風などの自然と同体化し、対象との実感を絵画に刻まれる痕跡として、より激しく表現したいと考えています。

【略歴】

2020 年 東北芸術工科大学 日本画コース 卒業

2022 年 東北芸術工科大学 大学院修士課程 芸術文化専攻

複合芸術領域修了

【主な展覧会経歴】 

2024 年 土田翔 展 - GOLD PLANTS - /画廊翠巒(群馬)

2025 年 土田 翔 視/触覚の氾濫 /Gallery TURNAROUND

 (仙台・企画:和田浩一)

2025年 「共鳴 ― 椿絵コレクション×現代の作家たち」大賞受賞 

UNPEL GALLERY /東京

2025年  「福島アートアニュアル2025 site──representation

土田翔/鈴木悠哉」/福島県立美術館(福島)

福島県出身
安田 萌音 (やすだ もえと)

安田 萌音 (やすだ もえと)

毛細管現象や重力、浸透、乾燥といった自然の作用を制作に取り入れています。

自然を自らの手で描写するのではなく、それらの現象が生じる条件を画面の中につくり、液体や顔料が移動し、滞留し、定着していく過程そのものを作品にしています。制御できる部分と素材に委ねる部分を行き来しながら、目には見えにくい力の働きや時間の蓄積を、痕跡として留めることに関心があります。

【略歴】

2015 年 多摩美術大学 美術学部 絵画学科 日本画専攻 卒業

2017 年 多摩美術大学 大学院 美術研究科 日本画領域

博士前期課程 修了

【主な展覧会経歴】 

2019年 「安田萌音 個展 “vestiges”」 / ギャルリー東京ユマニテbis (東京)

2022 年 「安田 萌音 × 角谷 郁恵 「偶然を築く」」

/ KATSUYA SUSUKI GALLERY(東京)

2022年 「安田萌音 MoetoYASUDA 」 / 楽空間祇をん小西(京都)

2026年 ヴィセラル I / ギャラリイK (東京)   

神奈川県出身

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