九州産業大学日本画専攻の在学生と卒業生、江渕慎平・仲間琉妃・園田瑞穂 3名による展覧会を開催いたします。
タイトルの「等間隔」は、3人を年齢順に並べた際の年の差が2年ずつ開いており、等間隔になることからきています。大人になるにつれて年齢の差は意識されなくなっていきますが、日本画という共通手段により、差があることによって生まれる感覚の違いは、各作家の経験や思考を背景として、作品の主題や表現方法に反映されています。
3人それぞれが大切にしてきたもの、考えていること、目指す表現など、間隔があるからこそ味わえる様々な作品をぜひご高覧いただけると幸いです。
ギャラリートークのお知らせ
◎2026年5月16日(土) 14:00〜
参加者:江渕 慎平(えぶち しんぺい)/仲間 琉妃(なかま りゅうき)/園田 瑞穂(そのだ みずほ)
Instagram(@unpel_gallery)でライブ配信予定です。
展示作品
仲間 琉妃 「このまま」
M100
パネルに麻紙、墨、胡粉、水干絵具、岩絵具、箔
江渕 慎平 「永劫回帰 杜」
650×500 mm
パネル、油彩、蜜蝋、墨、粘土
園田 瑞穂「欲の果て」
1620 × 970 mm
麻紙、水干絵具、岩絵具、胡粉
作家
江渕 慎平(えぶち しんぺい)
この一連の作品は、山や川が形作られてそして崩れていく一生をテーマに制作しました。人生や世界のありとあらゆる事が、無限回に繰り返される永劫回帰という言葉から着想を得ました。
土や砂、粘土など様々な素材を使って物質感を出しています。
120号1枚、S50号3枚、F50号1枚、小作品数点出品予定
【略歴】
2024年 九州産業大学 入学
2025年 石本正日本画大賞 入選
福岡県出身
園田 瑞穂(そのだ みずほ)
絵を描くという行為は、言葉を使わなくても自身の考えや感情を表せる1つの手段であると考えています。これにより、「伝える」ということを主軸に作品を制作してきました。何気ない日々を過ごしていく中で、不意に湧いてくる興味や疑問に対して調べ、これまでの経験や新しく生まれた感情、考えなどを表現しています。
また、生き物はそれぞれの種類や個体によってコミュニケーションの方法が異なりますが、動物も人間同様「嬉しい」「好き」などの感情をもち、伝えようとする想いは同じです。そのため、動物特有の個性を活かした伝え方でも、私の心の内側を表現出来るよう試みています。
M100号1枚、P150号1枚、小作品数点出品予定
【略歴】
2026年 九州産業大学芸術表現学科 卒業
九州産業大学大学院芸術研究科 入学
2024年 福岡県美術展覧会福岡県知事賞 受賞
2025年 福岡市美術展大賞 受賞
ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025(マリンメッセ福岡B館/福岡)
福岡県出身
仲間 琉妃(なかま りゅうき)
「変わってほしくない」という思いを抱えたまま、どうすれば変わり続ける現実をやり過ごせるのか考え制作しています。
ほとんどの作品に銀箔を使っており、 煌めきつつモノトーンで落ち着いた作品づくりを心がけています。そのままでは変色してしまう銀をドーサ液を使い銀色のまま留めることは、変化していく現実を変わらずやり過ごす方法のひとつであると思っています。変化や発展が求められる現代において、変わらないでいることを肯定できればいいなと思います。
100号2枚、小作品数点出品予定
【略歴】
2024年 九州産業大学大学院芸術研究科 入学
2026年 九州産業大学大学院芸術研究科 修了
2024年 グループ展「第27回大学日本画展〈九州産業大学〉ひびの_」(アンペルギャラリー、日本橋)
2026年 個展「仲間琉妃展」(Artist Cafe Fukuoka、福岡)
沖縄県宮古島出身