展覧会概要
東京藝術大学、河口 由布子・城田 崚吾・田口 雄大・福島 文葉 4名による展覧会を開催いたします。
ガラスに映り込む像と実像の重なり、特定の場所に向けられた静かな視線、ぼやけた
イメージを支える粒子の質感、写真と手描きが交差する画面───
展覧会タイトルの「不確かなまなざし」には、見るという行為が常に曖味さや複数のレイヤーを伴いながら成り立っているという意味を込めました。私たちの作品は、対象を明確に捉えることからわずかに距離をとり、揺らぎやずれを含んだまなざしのあり方を示しています。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
ギャラリートークのお知らせ
◎2026年7月26日(日)14:00〜
参加者:河口 由布子(かわぐち ゆうこ)/城田 崚吾(しろた りょうご)/田口 雄大(たぐち ゆうだい)/福島 文葉(ふくしま ふみは)
Instagram(@unpel_gallery)でライブ配信予定です。
展示作品
田口 雄大「大木の中を歩く」
1620×1303mm
高知麻紙、岩絵具、膠
城田 崚吾「納屋」
1303×1620 mm
和紙、墨、岩絵具、膠
河口 由布子「懐古」
1620×1303mm
雲肌麻紙、水干、泥絵具、
岩絵具、銀箔
福島 文葉「silence I」
273×273mm
高知麻紙、メディウム、岩絵具、膠
作家
福島 文葉(ふくしま ふみは)
岩絵具の発色と粒子感が織りなす重層的な色彩の中で、
現象の曖昧さが立ち現れる絵画空間を探求しています。
【略歴】
2024年 東京藝術大学 美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2026年 東京藝術大学大学院 美術研究科日本画修士課程 修了
東京藝術大学大学院 美術研究科日本画博士後期課程
第二研究室 入学 在学中
2024年 東京藝術大学大学院日本画第二研究室研究発表展
「素描展」以後(’25 ’26)
2026年 修了制作 [早暁賞]、[杜賞]受賞
神山財団芸術支援プログラム 第11期奨学生
東京都出身
田口 雄大(たぐち ゆうだい)
日常の中で私たちは様々な影響を受けあって変化し続けていく、私と画面もそうでありたいと思いながら描いている。
【略歴】
2024年 東京藝術大学 美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2026年 東京藝術大学大学院美術研究科日本画修士課程 修了
東京藝術大学大学院美術研究科日本画博士後期課程
第一研究室 入学 在学中
2024年 東京藝術大学日本画第一研究室研究発表展
「一研展」(’24 ’25)
2025年 第52回創画展 入選
2026年 第52回東京春季創画展 入選
神奈川県出身
城田 崚吾(しろた りょうご)
光や時間などの瞬間的なものと、触れたものやムービングなどの身体的なものの間を埋めようとしています。画面の上を這うように手探りで自分が体験したものやイメージを明確にしようとしています。
【略歴】
2024年 東京藝術大学 美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2026年 東京藝術大学大学院 美術研究科日本画修士課程 修了
東京藝術大学大学院 美術研究科日本画博士後期課程
第一研究室 入学 在学中
2024年 東京藝術大学日本画第一研究室研究発表展
「一研展」 (’24 ’25)
第51回創画展 入選
2025年 第51回東京春季創画展 入選
第52回創画展 入選
2026年 「Will+s 25展」 優秀賞
修了作品 東京藝術大学買い上げ
第一回 JWS創藝賞 受賞
第52回東京春季創画展 入選
千葉県出身
河口 由布子(かわぐち ゆうこ)
記憶の中の様子をベースに、モチーフを画面上で再構成して制作しています。心の内、曖昧な部分を伝統的な日本画に見られる「余白」に託し、現代ならではの表現に落とし込むことを試行しています。
【略歴】
2024年 東京藝術大学 美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2026年 東京藝術大学大学院 美術研究科日本画修士課程 修了
東京藝術大学大学院 美術研究科日本画博士後期課程
第三研究室 入学 在学中
2022年 安宅賞 受賞
2024年 日本美術院 再興第109回院展 初入選
2025年 日本美術院 再興第110回院展 入選
2026年 日本美術院 第81回春の院展 初入選
愛知県出身