椿絵コレクションが鳥取県倉吉市で展示されています!


あいおいニッセイ同和損保が所蔵する椿絵コレクションが鳥取県倉吉市の倉吉博物館で3月2日から展示されています。今回市制70年の記念事業として市の木である椿をテーマとしたコレクションから70点を選んで展覧会が開催されています。その内容と見どころについて担当された学芸員 伊藤泉美さんにお話を伺いました。

-今日は博物館のある公園では春祭りが開催中で多くの人出がありますね。先ずこの博物館について教えてください。

この博物館は倉吉市のシンボルである打吹山の麓、打吹公園 椿の平(つばきのなる)に隣接して建てられています。今年は開花が遅く今日も皆さん花見を楽しんでいらっしゃいます。本館はもともと多くの市民、地元の作家の方々が建設を切望し1974年に開館、今年50周年を迎えます。建物は赤褐色の石州瓦と土蔵の白壁をあしらい伝統的建造物群に選定されている倉吉の街並みを現しています。

また、彫刻の「倉吉:緑の彫刻賞」、洋画の「前田寛治大賞」、日本画の「菅楯彦大賞」を創設しコレクションの拡充と作家の育成にも取り組んできました。

-展覧会の内容、見どころについてお話しいただけますか。

市制70周年、開館50周年記念として企画しましたが、そのきっかけは倉吉市があいおいニッセイ同和損保と連携協定を結んだときに会社の持っているコレクションを使って展示ができるとお聞きしていたことからです。

コレクションには著名な作家の作品も数多くありその中から選ぶことができると伺いびっくりしました。メインビジュアルとして私も大好きな堀文子さんの作品を選び、折角の機会なので著名な作家は勿論、地元所縁の作家も是非市民の皆さんに見ていただきたいと思い選んでいます。

-例えばどの作家でしょうか?

先ず、増田英一の水彩画の小品です。倉吉出身の作家で名前は「ひでいち」と読みますが、最初にリストで作家名を見つけた時に前田寛治とともに鳥取の芸術文化をけん引した増田英一その人であるか、略歴等を問い合わせ、作品画像を拝見し、本人であることが確認できてお借りすることにしました。

また、前田寛治の最後の弟子であり公募展の審査員も務めていただいた糸園和三郎の作品も見逃せませんでした。更に金属鋳造作家で重要無形文化財保持者である香取正彦は、倉吉市出身の木工作家 大坂弘道が尊敬し「形と大きさ、手のひらにのせて愛でることが出来るのが工芸品の醍醐味」と教えられその作品制作に影響を与えた人物でこれも展示させていただくことにしました。

-展示室の外でもいろいろなイベントが開催されていますね。

展覧会を盛り上げるために有志の方にお手伝いをいただき、椿を使ったちぎり絵や押し絵のワークショップを開催、特別展に併せて郷土ゆかりの作家による「花咲くつばき」展も同時開催しています。県内は勿論、先日は愛知県から2回も来場いただいたお客様もいらっしゃいます。

会期は5月6日までとなっていますので、ゴールデンウィークに是非お出かけください。

【展覧会情報】

倉吉市制70周年記念特別展 あいおいニッセイ同和損保コレクション

匠たちのTSUBAKI・椿・つばき

2024/3/2~5/6

倉吉博物館 鳥取県倉吉市仲ノ町3445-8

詳細は博物館HPをご参照ください

https://www.city.kurayoshi.lg.jp/kurahaku/

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