第22回 大学日本画展 【終了】共振 金沢美術工芸大学日本画専攻博士1年生2人展

第22回 大学日本画展 【終了】共振 金沢美術工芸大学日本画専攻博士1年生2人展

第22回 大学日本画展 【終了】共振 金沢美術工芸大学日本画専攻博士1年生2人展

森 花 / 王 冠賢

私たちは現在、同じ大学で学んでいます。二人は性別も国籍も違い、これまで学んできた過程も異なりますが、自然と向き合いながら、風景を描いている事は共通しています。

王冠賢は海に囲まれ、多くの高い山がある島国、台湾で生まれました。大学では水墨画を専攻し、山水風景の表現へのこだわりと美的感覚があります。山石や岩壁などをモチーフにして、気や気脈の流れを追求しています。

森花は日常生活の中から何気ない植物のある風景を見出して描きます。色彩描写を中心に静寂さや懐かしさ、雰囲気や空気感といった、目には見えない心の機微や空間そのものを映し出すことを研究しています。

本展覧会では、二人の風景に通底する静と動に注目し、それらの「共振」をテーマに展示します。二人の異なりながらも共振する世界観を体感していただけたらと思います。

どうぞご高覧ください。

金沢美術工芸大学日本画専攻博士1年生

森 花(モリ ハナ)/王 冠賢(ワン グァンシェン)

作家インタビュー

展示作品

王 冠賢『和煦』

王 冠賢『和煦』

1750×2200mm

和紙に岩絵具 水干絵具 墨 箔

森 花『帰り道の一角』

森 花『帰り道の一角』

190×1167mm

和紙に岩絵具 墨 色鉛筆

作家

王 冠賢(ワン グァンシェン)

王 冠賢(ワン グァンシェン)

山石や岩壁などを主題としている。自然の雄大さと生命力を表現し、画面において気や気脈の流れを追求している。伝統水墨画の筆法と、現代日本画に使用される多彩な表現要素との融合によって独自の山水風景を目指している。

【略歴】

2018年 台湾師大美術学部卒業展水墨画専攻 秀作賞

2020年 第78回一宮市美術展日本画の部 奨励賞

2021年 第76回春の院展 初入選(以後出品)

2021年 第79回一宮市美術展日本画の部 市長賞

2021年 第16回CBC翔け!二十歳の記憶展 愛知県教育委員会賞

2023年 台湾全国美術展膠彩の部 大賞

2023年 Seed山種美術館日本画アワード 入選

現在 日本美術院 研究会員、台湾膠彩画協会 予備会員

台湾出身
森 花(もり はな)

森 花(もり はな)

自分の日常の中にある何気ない植物のある風景を描くとともに、色彩描写を中心に静寂さや懐かしさ、雰囲気、空気感といった心の機微を描き映す方法を研究している。絵画において実感とはどこから来るのか。視覚的に見えている物を輪郭線で形取りその中を塗る方法ではなく、隣り合う色彩同士の響き合いや墨の特徴を活かした方法で、植物や建物とそれらが在る空間そのものを描く方法を実験しながら模索している。

【略歴】

2020年 第7回改組新日展 入選

2021年 第8回改組新日展 入選

2022年 第6回新日春展  入選

2022年 第9回改組新日展 入選

2023年 KANABIクリエイティブ賞2022卒業・修了制作部門 学長賞

福岡県出身
UNPEL GALLERYの外観