展覧会概要
今年の大学日本画展におきまして、名古屋芸術大学からは美術研究科大学院よりメンバーを選出し「五月のひつじ」と命名したグループ展を開催させていただきます。
出品者は2024月3月に日本画コースを卒業した6名であり、お互いの作風を認めながら個の姿勢を大切に学んでいる、言わば芸術という道を模索し繰り返し進む同志の様な関係性を持っています。
画材の特性を突き詰めて自己表現に繋げながら、内包する感情を色彩やマチエールに還元して自身の心持ちを表出させています。
いずれの作品も制作する意味が本人の在り方と直結しており、鑑賞される方々の心元に届くものと思います。
春を表す例えとしてMarch comes in like a lion, and goes out like a lamp. (3月はライオンの様に荒々しい気候で始まり、子羊の様に穏やかに終わる)という言葉があります。制作への力強い初期衝動を自己の感情に忠実に画面に留めてほしいという思いを、会期である5月と重ね、このタイトルを選びました。
「五月のひつじ」ぜひご高覧ください。
名古屋芸術大学美術領域主任 長谷川喜久
ギャラリートーク開催のお知らせ
◎2025年5月3日(土) 14:00〜15:00
参加者:伊藤 歩生(いとう あおい)/大竹 しおり(おおたけ しおり)/小川 友季(おがわ ゆき)/田口 果歩(たぐち かほ)/田中 雛乃(たなか ひなの)/棚次 寛(たなつぐ ひろし)
Instagram(@unpel_gallery)でライブ配信予定です。
展示作品
田口 果歩『未明に発つ』
727×606mm
高知麻紙、岩絵具、
胡粉、アクリル絵の具
小川 友季『夕暮れ時の眼差し』
727×606mm
岩絵具、水干絵具、
雲肌麻紙、パネル
田中 雛乃『さつき』
727×606mm
高知麻紙、胡粉、
水干絵具、岩絵具
大竹 しおり『円らにそそぐ』
727 × 606 mm
水干絵具、岩絵具
胡粉、銀箔
伊藤 歩生『いくつに切る?』
727 × 606 mm
水干絵具、岩絵具
胡粉、銀箔
棚次 寛『受援力』
727×606mm
楮紙、真鍮箔、胡粉、
墨、岩絵具、水干絵具
作家
大竹 しおり(おおたけ しおり)
身近に関わる物事を題材に過去の記憶や経験を通して自身を描いています。
淡い色彩や曖昧な輪郭の空気に精神性を関連付け、作品を通じて人々の心や自分にとって安心感と癒しの力を生み出すことを制作のテーマとしています。
【略歴】
2024年 名古屋芸術大学日本画コース卒業
現在 名古屋芸術大学大学院美術研究科日本画制作修士課程 在学
2021年 迷うくじら名古屋芸術大学日本画コース選抜展 (佐藤美術館) (同’23’25)
2022年 第7回 石本正日本画大賞展 入選
芸大生のshow case展/名古屋東急ホテル(同’25)
第17回 CBC翔け!二十歳の記憶展2022 グランプリ
2023年 第10回 日展 初入選 愛知県知事賞 CBC賞
artists N,G,Y~アート、今、未来~ (松坂屋名古屋店) (同'24)
2024年 第51回 名古屋芸術大学卒業修了制作展 卒業制作優秀賞
北名古屋市長賞 CBC賞 ギャラリーかんしょ賞 後藤紙店賞
第1回various colors (ギャラリー和田)
大竹しおり 日本画展 花束のうたごえ (愛知県美術館ギャラリー)
2025年 第12回 郷さくら美術館 桜花賞展 選抜出品
愛知県出身
伊藤 歩生(いとう あおい)
自分と身の回りが緩やかに変化しながら過ぎていく日々の中で、日常生活の愛おしい瞬間や惹かれたものを描きとめたいと考えています。心地の良い線と色や質感に、モチーフに込めた自分の思いをのせて表現しています。
【略歴】
2024年 名古屋芸術大学日本画コース卒業
現在 名古屋芸術大学大学院美術研究科日本画制作修士課程 在学
2021年 迷うくじら名古屋芸術大学日本画コース選抜展 (佐藤美術館) (同’23’25)
2023年 第8回石本正日本画大賞展 入選
artists N,G,Y~アート、今、未来~ (松坂屋名古屋店) (同'24)
2024年 第51回名古屋芸術大学卒業修了制作展 ブライトン大学賞佳作 立風賞 後藤紙店賞
第19回CBC翔け! 二十歳の記憶展 入選
まあるい日 伊藤歩生 日本画個展 (鈴画廊)
愛知県出身
田口 果歩(たぐち かほ)
岐阜県出身
2024年 名古屋芸術大学日本画コース卒業
現在 名古屋芸術大学大学院美術研究科日本画制作修士課程 在学
2021年 迷うくじら名古屋芸術大学日本画コース選抜展 (佐藤美術館) (同’23’25)
2023年 artists N,G,Y~アート、今、未来~ (松坂屋名古屋店) (同'24)
2023年 CBC翔け!二十歳の記憶展 中日新聞社賞
2024年 佐藤太清賞公募美術展 入選
FACE2024 入選
第51回名古屋芸術大学卒業・修了制作展 優秀賞
美濃紙芸賞 ギャラリーMOS賞
田口果歩 個展〜overture〜 (ぎゃらりぃ朋)
【コメント】
日々忙しなく変化する感情や気付きを題材に制作しています。移りゆく季節や何気ない会話の中にある瞬間を描けたらと思っています。
日本
田中 雛乃(たなか ひなの)
幼少期、両親からカメとカエルのぬいぐるみを与えられたのが動物好きになったきっかけかも知れません。動物の造形・質感・動作・表情あらゆるものに惹かれ、例えば動物の写真を見て、この動物は今どんな気持ちでいるんだろうと想像して遊びました。
年齢を重ね生態等の知識を得るとより好きになり、今ではその好きな動物の姿を、自分の憧れる動物の姿を日本画で表現しています。
【略歴】
2024年 名古屋芸術大学日本画コース卒業
現在 名古屋芸術大学大学院美術研究科日本画制作修士課程 在学
2023年 迷うくじら名古屋芸術大学日本画コース選抜展 (佐藤美術館)
ウィメンズ展 (塚本画廊) (同‘24)
名美の彩り展 (東京九段耀画廊) (同‘24)
2024年 ぎふ美術展 入選
Take a step! -NUA日本画選抜展- (大丸京都店)
artists N.G.Y2024~アート、今、未来~ (松坂屋名古屋店)
愛知県出身
棚次 寛(たなつぐ ひろし)
現代で日本画を描くにあたり必要なことは何か?どこを目指すのか、短い日本画というジャンルの歴史の中での立ち位置を模索して制作しています。
【略歴】
2024年 名古屋芸術大学日本画コース卒業
現在 名古屋芸術大学大学院美術研究科日本画制作修士課程 在学
2022年 名美の彩り展 (東京九段耀画廊) (同‘23‘24‘25)
第22回福知山市佐藤太清賞公募美術展 入選
2023年 棚次寛 個展 〜生き物たちと〜(ギャルリディマージュ)
Take a step! -NUA日本画選抜展- (大丸京都店)
迷うくじら 名古屋芸術大学日本画コース選抜展(佐藤美術館)(同'25)
第7回新日春展 初入選(同'24)
安雲野涼風扇子展 大賞
artists N,G,Y~アート、今、未来~ (松坂屋名古屋店) (同'24)
2024年 ぎふ美術展入選(岐阜県美術館)
第1回various colors (ギャラリー和田)
岐阜県出身
小川 友季(おがわ ゆき)
「色で魅せる絵画」をテーマに制作しています。自分の目で見て美しいと感じたものや想像する世界を題材にしており、全体の空気感が主役となっています。夢の中にいるようで眺めていたくなる絵画を追求しています。考えるより先に一目見た瞬間、綺麗だな、素敵だなと感じてもらえるような作品を目指しています。
【略歴】
2024年 名古屋芸術大学日本画コース卒業
現在 名古屋芸術大学大学院美術研究科日本画制作修士課程 在学
2023年 迷うくじら名古屋芸術大学日本画コース選抜展 (佐藤美術館) (同’25)
2024年 第3回古川美術館Fアワード 入選
第24回佐藤太清賞公募美術展 入選
artists N,G,Y~アート、今、未来~ (松坂屋名古屋店)
愛知県出身