本展覧会は、東北の大自然のもとに日本画を学び、大学院でさらに制作と研究を進める石黒光、荻莊天馬、戸田創史の3人展です。
旧作に加えて、本展に合わせて制作された大型の作品群を紹介致します。
展覧会名にあるシンクとは、私たちが「同期/sync」であり、山形の地でともに日本画を学びながら、深くシンク「考える/think」してきたことを示唆しています。3人の作品が一堂に並ぶことで、共鳴し、シンクロする様は、タイトルの名に相応しい空間になることでしょう。
また、「シンク」という言葉の持つ鋭利な音の響きは、水や膠・岩絵具・箔などの水性で、金属や鉱物的なマテリアルを想起させつつ、伝統的な画材を使いながらも、現代的な表現として確立しようと模索する、自分たちのありかたを提示しています。
ギャラリートーク開催のお知らせ
◎2025年4月12日(土) 14:00〜15:00
参加者:石黒 光(いしぐろ ひかる)/荻莊 天馬(おぎしょう てんま)/戸田 創史(とだ そうし)
Instagram(@unpel_gallery)でライブ配信予定です。
展示作品
荻莊 天馬『不忘山』
1620 × 970 mm
和紙、墨、岩絵具、水干絵具、銀箔
戸田 創史『濠太剌利・悉尼巡礼・真夏の雪編』
1167×910mm
生地、岩絵具、アクリル絵具、綿
石黒 光『海は私のものだと信じていた』
380×510mm
綿布、膠、砂、岩絵具、水干絵具
作家
荻莊 天馬(おぎしょう てんま)
制作の始まりはいつも写生から始まっています。現地に赴き自分の足と手と体で体感したリアリティが作品の全てにつながってくると感じています。
写生は直感的に描き、その描く対象にある本質を引き出せる作品を探究しています。
【略歴】
2024年 東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース卒業
2024年 東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻絵画研究領域在籍中
『アマダレ2024石黒光・荻莊天馬・戸田創史』 画廊翠巒
『一途なモグラは空を飛ぶ荻莊天馬・齋藤大・渡部信隆』
最上川美術館
賞歴
2021年 『東北芸術工科大学 進級制作展』優秀賞
2023年 『東北芸術工科大学卒業/修了制作展』優秀賞
宮城県出身
戸田 創史(とだ そうし)
様々な国を訪れ、絵を描いています。ドローイングを主軸に、色と形のイメージを再構成し、絵画制作をしています。
去年はオーストラリア、ニュージーランドを見て周り、今年はギリシャとドーハに行く予定です。
描くことに対する人間的欲求を、国や枠組を超えて体現していこうと考えています。
【略歴】
2024年 東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース卒業
2024年 東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻絵画研究領域在籍中
『アマダレ2024石黒光・荻莊天馬・戸田創史』 画廊翠巒
『dadacha 東北芸術工科大学大学院日本画四人展』
銀座スルガ台画廊
賞歴
2021年 『HOTサンダルプロジェクト島アートコンテスト』最優秀賞
2023年 『東北芸術工科大学卒業/修了制作展』優秀賞
2024年 月刊美術主催『美術新人賞デビュー2024』入選
公益財団法人 日本文化芸術奨学金財団29期生 採択
リキッテクス主催 スクエアアートコンペ 中村桂子賞
山形県出身
石黒 光(いしぐろ ひかる)
ものをつくることは、痣をつくるようなことだと思います。精神の蟠りを物質へ、物質からのギフトは精神へ、相互作用されます。
私はただ、本当に小さな史を、そよ風が靡くところにこっそり置いているだけです。
【略歴】
2024年 東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース卒業
2024年 東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻絵画研究領域在籍中
個展
『witch craft』 haco-art brewing gallery-(東京)
『Emerging Echoes:Presenting Realism』 GalleryCOLORBEAT(韓国・ソウル)
『第9回石本正日本画大賞展』浜田市立石正美術館(島根)
『ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024』福岡国際センター(福岡)
賞歴
2023年 『日本交通文化協会第44期国際瀧富士美術賞』 優秀賞
『東北芸術工科大学卒業/修了制作展』 美術科賞
2024年 『令和5年度米沢市芸術文化協会賞』 文化奨励賞
『第9回石本正日本画大賞展』 特別賞 日本海信用金庫理事長賞
公益財団法人日本文化芸術奨学金財団29期生 採択
山形県出身