池谷 貴子/張 兆揚/瀬尾 こころ/春木 彩香/潘 英豪/ 藤本 志帆/李 唯親
この度、女子美術大学大学院に籍を置く作家7名により、「生々流転」をテーマとした展示を行います。
7名のうち3名は留学生であるなど、出身やこれまで触れてきた文化は様々であり、また作家としての眼差しも、それぞれが 独自の方向を向いています。しかし、その根底では「生々流転」の世界観を共有しています。
そこには、「日本画」 という共通の芸術分野を学ぶうえで培った価値観が関係しているのかもしれません。
日々暮らす中で生の移り変わりを目にした作家たちが、その情景をどのように切り取り、どのような日本画の作品に作り上げるのか、お楽しみいただけましたら幸いです。
インタビュー動画
【生々流転】女子美術大学大学院 日本画研究領域 PARTⅠ【インタビュー#32】
【生々流転】女子美術大学大学院 日本画研究領域 PARTⅡ【インタビュー#32】
展示作品
李 唯親『時々雨・左』
F100 岩絵具 和紙 銀箔
藤本 志帆『夢鯨 』
F100号 紙本着彩 岩絵具
春木 彩香『明日ありと思う心の仇桜』
M10号 綿布着彩
池谷 貴子『夢で逢った』
F100 号 紙本着彩
瀬尾こころ『朝の歌』
P100号 紙本着彩 岩絵具 パステル
張 兆揚『ドアⅠ』
土佐麻紙 天然岩絵具 胡粉 典具和紙 銀泥 W 970mm×H 1620mm
藩 英豪『千鳥集』
F100 号 岩絵具
作家
春木 彩香(はるき あやか)
祈ること、願うこと、呪うこと。 それらはすべて違うようで似ています。 そんなことを踏まえながら制作しています。
【略歴】
2022 年 女子美術大学芸術学部美術学科日本画専攻 卒業
現在 女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程 日本画研究領域
2019 年 第 5 回 石本正 日本画大賞展 入選
ART OLYMPIA2019 準佳作
2021 年 札幌 MOGA ~銀座 MOGA 巡回展~ / 夢幻 2021 / ポラリス展 / KENZAN2021 / INTRO10- 山本冬彦が選ぶ若手作家展 -
2022 年 コロニス展 / 令和 3 年度 第 45 回 東京五美術大学 / 連合卒業・修了制作展 / 女子美術リユニオン / 今昔絵図展 / KENZAN2022 / 大解剖 女子美術大学日本画展
2023 年 山本冬彦推薦作家展 14 / 第 78 回春の院展 初入選 / 2023 ポラリス展 / 女子美術 REUNION Vol.2 / アウラ展
東京都出身
藤本 志帆(ふじもと しほ)
自身の感情や思考を日本画の作品として描き起こしている。言葉では捉えられず、形のない感情を、日本画にしか出せない岩絵具の素材 や色調を使って表現することを目指している。
【略歴】
2022 年 女子美術大学芸術学部美術学科日本画専攻 卒業
現在 女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程 日本画研究領域
2019 年 女子力展
2020 年 ケイケイ展
2022 年 ケイケイ主催企画展「闇鍋」 / 令和 3 年度 第 45 回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展 / 第 38 回日曜画家コンクール 入選 / 大解剖 女子美術大学日本画展 / 第 22 回福知山市佐藤太清賞公募美術展 日本画の部 入選
2023 年 第 7 回新日春展 入選 / ケイケイ主催企画展「糸を引く」
兵庫県出身
李 唯親(り ゆしん)
私は常に植物を借りて絵の中に自分の感情を 表現する、孤独感とか、お互いの信頼感とか、 人間の感情は顔にだしやすいから、自然に感情 が滲み出す植物は独特な存在である、その命たち に対して感激できなかったら描けない。
【略歴】
2022 年 女子美術大学芸術学部美術学科日本画専攻 卒業
現在 女子美術大学大学院美術研究科博士 前期課程日本画研究領域
2021 年 joshibision2020 選抜作品展 / 第 46 回春季創画展入選 / 星野眞吾展入選
2023 年 令和 3 年度 第 45 回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展 / 加藤成之記念賞、 順天堂・佐藤志津・小川秀興賞 / 第 47 回春季創画展入選 / 第 49 回創画展入選 / 第 21 回アートギャラリーホーム 三菱地所レジデンス賞
中国上海出身
張 兆揚(ちょう ちょうよう)
人間は死ぬまでも人工物にはなれないのだから、 私の作品の中で不可能を可能に変えることはできないだろうかと考えている。
そこで、人間の肉体を人工物に置き換えるという表現形式を思いついた。 表現内容は、強い裸体の男性の背中、回避のポーズを描くことで、強靭な肉体の中に存在する脆い感情を表現しているということだ。
【略歴】
2019 年 中国 中央民族大学 美術学院 美術教育 卒業
2023 年 女子美術大学大学院美術研究科 博士前期課程日本画研究領域 修了
2021 年 第 19 回公募 ZEN 展 入選 / 女子美術大学 1900 六人展
2022 年 JOSHIBISION2021/ 第 48 回東京春季創画展 初入選 / ギャラリー美の舎 六叉路六人展 / 第 49 回創画展 初入選 / 100 周年記念大村文子基金 受賞
2023 年 国立新美術館 2022 年度東京五美術大学 連合卒業・修了制作展 JOSHIBISION2022 / 女子美術大学美術館 JAM / 第 49 回東京春季創画展 入選 / 上野の森美術館大賞展 入選
中国内モンゴル出身
瀬尾 こころ(せお こころ)
「夜」と「音楽」を材料として日本画を描きます! 日々制作するうえで、夜の落ち着いた空気感を大切にしつつ、絵本のようなあたたかさを色や形を通じて表現することを心掛けています。
また、岩絵具や箔、染料など様々な素材を取り入れて制作しているため、それぞれの素材の質感を感じながら作品を鑑賞していただけると幸いです。
【略歴】
茨城県生まれ
2022 年 女子美術大学卒業 芸術学部美術学科日本画専攻 卒業
現在 女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程日本画研究領域
2019 年 女子力展
2020 年 女子力展 / 五美術大学交流展・小作品展 / 全日本アートサロン絵画大賞展
2022 年 東京五美術大学連合卒業・修了制作展 / 第 48 東京春季創画展 初入選 / 第 49 回創画展 / 入選女子美術大学大学院新一年生展 / GALLERY AND LINKS 81 グループ展示 / 茨城県展 入選
2023 年 美粒子~女子美術大学日本画作品展 / 第 49 回東京春季創画展 入選 / 月ノ出画廊グループ展示参加予定(5 月・7 月)
茨城県出身
潘 英豪(はん えいごう)
自分の宇宙では万象は生きている。 ナチュラルに風景の輪郭線と動植物の形を置き換えて、空想と現実を組み合わせて自然のロマンを表現することを目指している。
【略歴】
2020 年 厦门大学アニメ専攻 卒業
現在 女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程 日本画研究領域
2022 年 青山ギャラリー常設展
2023 年 INVERSIO 展 / 「宇宙含情」個展 / 「第 41 回上野の森美術館大賞展」 入選
中国浙江湖州出身
池谷 貴子(いけや たかこ)
幽顕一如の世界観のもと、植物と人物を題材に生命の循環を描いている。
【略歴】
2021 年 女子美術大学芸術学部美術学科日本画専攻 卒業
2023 年 女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程 日本画研究領域 修了
現在 女子美術大学大学院美術研究科美術専攻 博士後期課程美術研究領域
2019 年 第 3 回アートオリンピア 佳作 令和元年度 女子美術大学奨励賞
2021 年 卒業制作《歳の瀬》 加藤成之記念賞 神山財団 芸術支援プログラム 第 8 期奨学生
2022 年 改組 新 第 9 回日展 初入選
2023 年 第 7 回 新日春展 初入選
静岡県出身